愛知県周産期医療情報システム-愛知県周産期医療協議会の活動/会長あいさつ

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愛知県周産期医療協議会の活動

会長あいさつ

 

愛知県周産期医療協議会会長 小山典久

松澤克治先生の後任として、平成28年度から本協議会の会長を拝命致しました豊橋市民病院の小山典久です。災害時周産期医療体制の構築、周産期医療における医師不足・偏在の問題など、今後取り組むべき課題は山積しています。周産期医療に関わる皆様のご協力をよろしくお願い申し上げます。
さて、県民の皆様に周産期医療協議会についてご紹介します。「周産期」とは、妊娠後期から分娩、産褥期、新生児早期までの出産前後の期間を指します。妊娠・出産は病気ではありませんが100%安全とはいえません。母体大量出血や胎児の異常、早産や新生児仮死などお母さん、赤ちゃんともに命に関わる異常が発生することがあります。これらの異常に迅速に対応し、母と子の健康を守る医療が周産期医療です。

愛知県では平成10年6月に周産期医療協議会を立ち上げ、周産期医療体制を整備してきました。平成28年4月現在、名古屋第一赤十字病院、名古屋第二赤十字病院、安城更生病院、名古屋大学医学部付属病院、豊橋市民病院、名古屋市立大学病院の6か所が総合周産期母子医療センターとして最重症の患者さんに対応しています。また、名古屋市立西部医療センター、聖霊病院、海南病院、公立陶生病院、藤田保健衛生大学病院、愛知医科大学病院、一宮市立市民病院、小牧市民病院、江南厚生病院、半田市立半田病院、トヨタ記念病院、岡崎市民病院、刈谷豊田総合病院の13か所が地域周産期母子医療センターとして、ハイリスク分娩や重症新生児に対応しています。更に、大同病院、愛知県コロニー中央病院、あいち小児保健医療総合センターも本協議会に参加し、愛知県内での周産期医療ネットワークシステムができています。緊急患者さんにも迅速に対応できるように各医療機関がいつでも情報を共有できるネットワークを構築し緊急搬送に対応しています。また、全県下の周産期スタッフの技量向上を目指して、さまざまな勉強会を開催するとともに、すべての赤ちゃんが出生時適切な処置が受けられるよう、県内各所で新生児心肺蘇生法講習会も開催しています。

出産後大量出血を起こし緊急搬送されてくるお母さん、早産の徴候を認め、少しでも赤ちゃんをお腹の中で育もうと陣痛抑制剤を点滴しながらつらい入院生活を過ごされている妊婦さん、手のひらにのるほどに小さく産まれても、たくましく保育器の中で育っていく赤ちゃんたち、周産期医療ではそんな患者さんたちに24時間体制で対応しています。県民の皆様のご理解、ご支援をよろしくお願い致します。

(平成29年1月)

 

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