愛知県周産期医療情報システム-愛知県周産期医療協議会の活動/会長あいさつ

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愛知県周産期医療協議会の活動

会長あいさつ

 

愛知県周産期医療協議会会長 加藤紀子

平成30年度から本協議会の会長を拝命致しました名古屋第二赤十字病院の加藤紀子です。近年、産科医・小児科医の不足、地域偏在、分娩取扱い施設の減少、ハイリスク妊娠・出産の増加など、周産期医療を取り巻く環境は変化してきております。このような状況において、周産期医療の体制整備が求められています。周産期医療に携わる皆様にはご協力をよろしくお願い申し上げます。
さて、県民の皆様に周産期医療協議会についてご紹介します。「周産期」とは、妊娠後期から分娩、産褥期、新生児早期までの出産前後の期間を指します。妊娠・出産は病気ではありませんが100%安全とはいえません。母体の合併症や胎児の異常、早産や新生児仮死などお母さん、赤ちゃんともに命に関わる異常が発生することがあります。これらの異常に迅速に対応し、母と子の健康を守る医療が周産期医療です。

愛知県では平成10年6月に周産期医療協議会を立ち上げ、周産期医療体制を整備してきました。平成30年4月現在、名古屋第一赤十字病院、名古屋第二赤十字病院、安城更生病院、名古屋大学医学部付属病院、豊橋市民病院、名古屋市立大学病院、藤田保健衛生大学病院の7か所が総合周産期母子医療センターとして最重症の患者さんに対応しています。また、名古屋市立西部医療センター、聖霊病院、海南病院、公立陶生病院、愛知医科大学病院、一宮市立市民病院、小牧市民病院、江南厚生病院、半田市立半田病院、トヨタ記念病院、岡崎市民病院、刈谷豊田総合病院の12か所が地域周産期母子医療センターとして、ハイリスク分娩や重症新生児に対応しています。更に、大同病院、愛知県コロニー中央病院、あいち小児保健医療総合センターも本協議会に参加し、愛知県内での周産期医療ネットワークシステムができています。各医療機関で情報を共有できるシステムを構築し、お母さんや赤ちゃんの緊急時に備え、症状に応じて周産期医療が安全かつ適切に提供されるように搬送体制も整備しています。また、全県下の周産期医療関係者の知識、技術の向上を目指して、様々な講演会や、母体救命法や新生児心肺蘇生法等の講習会も開催しています。

周産期医療ではお母さんと赤ちゃんの生命を守るため、安心して子どもを生み、健やかに育てることができる環境を作るため、24時間体制で対応しています。県民の皆様のご理解、ご支援をよろしくお願い致します。

(平成30年6月)

 

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